インターネット上で、「仕事が遅い人にどんな言葉をかけたらいい?」という書き込みを目にします。
このような書き込みは、仕事を要領よく済ませる人や職場で仕事が遅い部下がいる人に多いようです。
以下は質問サイトで質問されていた内容です。
仕事が遅い人ってどう指導したら早くなるんですか?悩んでます。
人よりも二倍時間がかかっています。だから、その人の人件費だけが極端に高くなるのです。
結果的にその人が仕事すると会社は 赤字になります。
だから、コスト感覚を身につけて貰わないと困ります。
そのことは随分前に説明しました。 しかし、全然改善されません。
改善されないという事は、理解してもらえてないのか、それとも努力する意思がないのか。
このままこちらの方針に従って貰わなければ、辞めていただくことも考えてます。
それは最終手段でそんな事出来ればしたくないので、何かアイデアが欲しいです。
引用https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1383817768
仕事が遅い人への指導方法に悩んでいるようです。
この質問内容をまとめると、仕事が遅い人がいて、辞めて欲しいけど、辞めさせるのは良心が痛むから、仕事を早くするためにかける言葉を教えて欲しいということですね。
どのような仕事内容、立場か分かりかねるので参考になるかは分かりませんが、仕事が遅い人である私の立場から、かけられた言葉やその時思ったこと、改善できたことなども併せてまとめていきたいと思います。
コストの話
質問者様が指導されたことと同様、私もされたことがあります。その場では、私のせいで赤字になって申し訳ないなと思います。しかし、ピンときません。なぜなら私は経営者ではないですし、売り上げ金等に責任がないからです。お金の知識も浅いかと思います。
その仕事あとどれくらいかかる?
これもよく聞かれましたが、私の場合はこれに答えたからといって仕事が早く終わるわけではありませんでした。
なぜなら、目安の時間は伝えますが、その通りにならないことの方が多いですし、暗にあなたの仕事が遅いですよというメッセージがあることに気づけないからです。
仕事が遅い人は見通しを立てるのも苦手です。私は、全体像がみえておらず、目の前のことをとにかく処理していき(処理速度は遅い)、あとどんな工程があるか、その工程の所要時間はどれくらいかを考えるのは苦手でした。
そもそも、なぜ終わる時間を聞いてくるのかもわかっていないので、「終わる時間に合わせてこういう作業をしておきたいから」など、聞く理由を添えると分かりやすいかもしれません。
一方で、5分以内で終わりそうと思う仕事量を、どのくらいで終わるのか聞くのは効果的だと思います。時間が短かかったり、内容が少なければ少ないほど、見通しは立てやすいからです。
この仕事を5分でやってみてください
これは効果的だと思います。
仕事を区切って、最小限の仕事量にします。
その時に一緒にストップウォッチを5分にセットして渡すのはおすすめです。そして、その5分間だけ上司が仕事の取り組み方を観察するのが効果的だと思います。ストップウォッチが鳴って終わっていなければ、どの作業に時間がかかっているか、なぜ終わらなかったか検討するといいでしょう。
しかし実際には、急いで取り組もうとする人と、「え?この量を5分?無理でしょ。」といつも通りのペースで仕事に取り組む人がいるでしょう。
ちなみに、私は前者でしたが、上司の思い通りには仕事を終えることはできませんでした。しかし、時間を意識するという点においては自分の中で参考になる声かけだったと思います。
なぜ遅いか考えてみて
面と向かって仕事が遅いと言われてしまっている状況は精神的にきついと思います。
だらけているわけではなく、その人なりに一生懸命仕事をしているけど遅いという場合だと特につらいと思います。
本人が「なぜ遅いか」気付けるパターンもあるとは思いますが、わからないから遅いのです。
周りは大変ですが、職場の他の人がなぜ遅いかを考えて、改善方法を伝えるのが一番手っ取り早いと思います。
これから先ずっとゆっくりスピードで仕事をされるよりは幾分かマシだと思います。
私の場合は、何回も確認しているから遅いということが多かったです。合ってるか不安、間違えたらどうしようという気持ちがあり、確認に時間を取られていました。
自分マイペ(マイペースの略)だね
当時、これを言われてもよく分かりませんでした。時が経ってから、マイペースに仕事をするなと注意を受けていたんだということに気づきました。
お客さん待ってるよ
わかってます、そう思うならあなたがやってください。と思っていました。
お客様をお待たせしていることは申し訳なかったですが、大急ぎでやっているので余計なプレッシャーをかけないで欲しかったです。
お客様をお待たせしていることに気づいていない人には効果的かもしれませんね。
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